Javaは数多くあるプログラミング言語の中でも、特に多くの場面で使用されている言語の一つです。開発したのはサン・マイクロシステムズというアメリカのコンピューター会社で、オブジェクト指向という考え方に基づき作られているのが大きな特徴です。
オブジェクト指向はソフトウエアを開発するための方法の一つで、各段階のデータ処理をオブジェクトという部品として扱い、それらを関連づけて一つのシステムを作り上げていく手法です。制作したオブジェクトを別のシステムに流用できるのがJavaのようなオブジェクト指向のプログラミング言語で、ソフトウェア開発に役立つのがメリットです。
OSを選ぶことなくプログラムを実行できることも、Javaの大きな特徴です。
どのようなOSでも動作させることが可能なのは、Java仮想マシンというソフトウエアがプログラムを実行する際に使用されているためです。コンピューターが使用しているOSごとに別のJava仮想マシンを用意することで、複数のOSに対応することができます。
Javaが活用されている具体的な例として挙げられるのが、アプリ開発です。
スマートフォン用のアプリは特に、Javaを使って制作されているものが多いのが特徴です。パソコン用のアプリにもJavaを使って制作されているものがあり、中には多くの人に使用されている有名なソフトもあります。
JavaはWebサイトを制作するために使用されることも多いコンピューター言語で、他の言語より自由度の高いサイトを作ることができます。